DOG PUFF BALACLAVA

 

機能性と美しさを追求した
ドッグバラクラバ

 

愛犬のフードは霜焼けや凍傷のリスクを防ぐためにも必要不可欠ですが、フードの慣れない犬にとっては着用のしづらさや難しさが発生するのもフードの宿命です。可愛いからかぶるものではなく、まずは機能性から考えること。寒暖差が激しい環境で愛犬と過ごすにはしっかりとリスクを回避するための機能と愛犬の負荷になりづらい機能が必要です。DOG PUFF BALACLAVAは保温性を高める素材選定と首を振っても取れづらい機能性、その上で美しい意匠を追求したプロダクトです。

 

 

 

霜焼けと凍傷のリスク

 

冬場の寒い季節、ハウンド犬などの短毛の犬は特に耳の霜焼けの発生リスクが発生します。しもやけは人間も同様ですが、室内と屋外の寒暖差などが原因で血流が悪くなることで炎症を引き起こす症状です。さらに寒さが過酷な地域や季節・時間帯によっては氷点下となり凍傷のリスクも発生します。日本の気候は寒暖差が激しく愛犬にとっては人間が考える以上に厳しい環境で、愛犬に対するケアは必要以上に心がける必要があります。

 

 

首を振っても取れないように

 

フードを考える上で取れづらさについてはこのプロダクトの命題です。これまでさまざまなフードを試してきましたが、お散歩中歩いているだけで取れたり、首を振るとすぐ取れてしまうことがあります。愛犬にとっては不慣れなフードは、慣れるまでは非常に心地が悪く、首を何回も降ったり手で外そうとします。ただ、寒い季節には上記でお話ししたようなしもやけや凍傷のリスクを回避するためには必要不可欠のため、取れづらい設計が必要です。DOG PUFF BALACLAVAもさまざまな形状をテストしましたが、やはり取れづらい設計にするのが非常に難しく何度もパターンを見直しては、最初からやり直しての繰り返しでした。

 

 


美しいラウンド形状と
ネックのホールド


上記の問題を解決するにあたり、DOG PUFF BALACLAVAではホールド感と形状を重視した設計でさまざまなテストを繰り返し完成したのが現在の形です。まずは犬の頭の形をトレースし、形状に則したパターンをいくつか検証しました。首の動きに合わせた余白と目にかからない位置など、微調整を繰り返しながら現在の形状に至りました。結果、美しいラウンドの機能美が出来上がり、機能性と意匠共に想像以上の形状が出来上がりました。前側にはスピンドルを配し調整することでホールド感を上げつつ、風の入りを防ぎ保温性を高められるように設計しました。また、今回の課題解決にあたり1番重要な要素がネックの仕様です。頭だけでなく、首までホールドすることでフードの取れづらさを向上し、さらに首の保温性も高めることが可能です。また、素材はTHERMAL HIGH-NECKED ROMPERSでも使用している肌触りがよく伸縮性のあるリブ素材とすることで愛犬の着心地も追求しました。



 

保温性を高める3Mのシンサレート

 

取れづらさともう一つの課題である保温性。形状とスピンドルによる保温性の向上も図りつつも、素材でも保温性を追求しました。中綿には3Mのシンサレートを使用しました。3M シンサレートは、寒い季節により快適に過ごせる素材として開発された素材で、微細な繊維構造により優れた断熱性を実現。独自技術により「暖かくて、厚くない」中綿の為、通常の中綿と比べボリュームを抑え、軽量ながらも保温性が高い素材です。シェルは撥水性のあるタフタ素材を使用。ネックは上記でもお伝えした伸縮性のあるリブ素材を採用し、複数の高性能な素材で構成されたドッグバラクラバです。



冬のベーシックなギアとして
機能するものを目指して


冒頭でもお話ししましたが、愛犬と一緒に過ごすにあったって愛犬と環境の相性を考えケアをしていくことは必要不可欠です。ただ、可愛いからで身につけるものではなく、人が求めるものと同じように機能から検討をしていく。その上で意匠を考える。Howlyのモノづくりは一貫してこの考えが根幹にあります。本当に必要なものをベーシックに。DOG PUFF BALACLAVAはHowlyのDNAが詰まったアウトプットです。

 

 

 

 

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