HOWLY DOG BED
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安心感のある場所を。
機能美を持つドッグベッドを。
犬にとっては睡眠の質や安心感、飼い主にとっては愛犬の満足感とインテリアとの調和を満たすもの。ドッグプロダクトにおいてドッグベッドなどのハードのものは様々な選択肢があり、愛犬に合ったものを選択してく必要があります。これまで愛犬がパピーの頃から様々なドッグベッドを試してきましたが、愛犬とのライフスタイルにフィットするものと出会えず、また、多くの方のヒアリングを通して聞くことは”妥協”でした。機能性は高いがとても派手なものや、デザイン性は高いがすぐ中綿が出てきてしまうといった、機能性とデザイン性のどちらかを満たすものの選択。または、微妙に要件を満たすものを選択するといった妥協が発生してしまうのがハードのドッグプロダクトにおいては多いのが印象でした。私たちもまさにそういった課題を長らく抱えており、犬用ではなく機能性を備えた人間用のものをカスタマイズして使用するなど試しましたが、ドッグベッドへの課題は尽きません。本当に必要とする妥協のないドッグベッドを。Howly dog bedは長らくのテストと試作を経て完成したドッグベッドです。
潜るという本能
愛犬は自分の居場所を作る際、掘る仕草をして潜る場所を探します。それは犬にとって本能的な行為で安心感を得るための動きでもあります。ドッグベッドの製作当初、まだ”潜る”に着目していない時期にクッション性を高めたフラットなベッドを作りましたが、私の愛犬はどこか満足していないようで、熟睡する際には別の場所を選んでいました。次に、潜るという行為にフォーカスしたブランケットタイプを作りましたが、自由度が高すぎると愛犬が包まりきらないなどの弊害がありベストのものではありませんでした。また、掘って潜る際にもう一つ大きな弊害があり、クッションの場合は中綿や羽毛が出てきたり、生地が傷ついたりするなど、愛犬にとっても飼い主にとってもよくない事態が発生しました。このようにして、潜るという本能を入り口に、愛犬の導線をみながら最適な形状とデザインを模索していきました。
クッション性の高いシュラフ
潜るという本能。中綿が出ない機能性。そのほかに重要なことは安心な睡眠とそれに伴う寝返りに対応する柔軟性。そして、インテリアとして機能するデザイン性。 様々な試作と調整を繰り返す中で行き着いたのは、クッション性の高いシュラフでした。 シュラフはアウトドアで使用する寝袋のことで、保温性と携帯性を兼ね備えます。これをトレースし、家の中で使うためシュラフの携帯性ではなく、インテリアとフィットするためのサイズ感に置き換え、クッション性を加えたものをベースに考えていきました。特に、ルーフの部分(上の被さる)部分は何度も調整を加え、愛犬が潜りやすい形と大きさ、保温性を出すための構造を検討し現在の形が完成しました。また、素材については後ほど詳しく説明しますが、中綿は特注の規格のものを職人に依頼し、ベースとシートがマッチするように設計を進めていきました。
大きすぎず、小さすぎず
ドッグベッドのサイズは非常に重要です。小さすぎると愛犬が満足しづらく、大きすぎると部屋の置き場所が難しくなるなどサイズがもたらす影響は非常に大きいです。特に安心感をもたらし熟睡をサポートするためには様々な体の動きに対応する必要があります。イタグレなどのハウンド犬は特に、手足のリーチが長いことから小さすぎると寝返りのスペースがなく熟睡がしづらいです。ただ、何かにもたれたり、寄りかかったりしながら睡眠をとる特性もあり、大きすぎてもその要件が満たせません。Howly dog bedは構造と素材でこの要件を解決できるように設計し、様々な愛犬の動きに柔軟に対応することで睡眠の質をサポートします。また、柔軟性を上げることでサイズは可能な限りミニマムになり、インテリアとしても調和の取れやすいよう、大きすぎず、小さすぎないサイズを見出しました。
中綿が出ない二重構造
多くのドッグベッドはカバーに直接中綿や羽毛を入れ込むため、愛犬が掘る動作をするときに傷がつき中綿が出やすく、誤飲の危険性も伴います。Howly dog bedはこれを解決するために二重構造の縫製設計により解決しました。中綿はタフタで一つ一つ丁寧に包み、外シートにはファーと10号帆布を使用し二重構造にすることで破れにくい構造にしています。また、表地に縫い目が出ないように設計することでさらに中綿が出るリスクを軽減しました。本能的に発生する動作は妨げず、中綿が出にくい構造にすることで愛犬と飼い主、どちらもの安心感を満たすことが可能です。
隠し機能と機能美
Howly dog bedには2つの隠し機能があります。それは冬場に使用するアンカを収納できること。そしてリバーシブルに使用できることです。背面側のベロに冬場はアンカを入れることで保温性をプラスすることが可能です。シートの帆布はテントでも使用されるほど耐火性に優れています。ただし、アンカの能力にもよりますが、生地が厚く本来の温度を直接伝えることは難しいので、プラスアルファの保温機能としてご使用ください。また、シートはひっくり返して帆布を内側にすることでファーのクッションに変更することが可能です。季節や用途によっては包むものではなく、ただ柔らかい上に乗るものとしても衣装替えができます。 これらの機能は、隠し機能として設けております。機能美を実現するため、一つのシンプルなものからいかに機能を引き出すことができるか。Howlyは、ただただ多くの商品を出しそのいずれかでニーズを解決するのではなく、一つ一つのプロダクトを丁寧に実験を通しながら製作しています。本質的に必要な機能を検討していくことで機能美が生まれ、よりよいドッグプロダクトが生まれていくと信じています。
機能性と美を追求したドッグベッド。愛犬にとって安心できる必要最低限のサイズで細部のディティールにも抜かりがないjapan madeのクオリティ。愛犬の求める安心できる自分だけの場所、そして飼い主の求めるデザイン性を追求したドッグベッドです。
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