MALLOW-CORE™ SERIES

犬の道具とは、人と犬を繋ぐためのインターフェースです。愛犬を連れて歩くという日常の行為。そこには、リードという一本の線を介した、目に見えない意思の往来が存在しています。
Howlyが新たにリリースする「MALLOW-CORE™(マロウコア)」シリーズは、ドッグギアとしての「絶対的な信頼」と、日常の風景に溶け込む「静かな美しさ」、そして手にした瞬間に伝わる「優しく確かな触感」をいかにひとつの形に収めるか、という問いへのHowlyなりの回答です。
そこには、既存のプロダクトが抱えていた「強さ」と「優しさ」の矛盾を、構造と素材の力で解消しようとする探求があります。

概念としての「MALLOW-CORE™」:
相反する要素
このプロダクトの名は、相反する二つの概念を内包しています。「MALLOW(柔軟さ)」と「CORE(芯の強さ)」です。
これまでのドッグギアの歴史は、ある意味で「トレードオフ」の歴史でもありました。
高負荷に耐えるためのハードなナイロンウェビングは、時に愛犬の柔らかな被毛を傷つけ、飼い主の手に摩擦を残してしまいます。一方で、優しさを追求した天然皮革や布製のギアは、雨や泥といった過酷な環境下では扱いづらい点があります。
MALLOW-CORE™が目指したのは、そのどちらをも妥協しない第三の選択です。
高強度のナイロンを核(CORE)に据え、その周囲をクッションで包み込む。この設計思想は、単なる素材の組み合わせではありません。過酷な自然環境に耐えうる「装備」としてのスペックを持ちながら、温かみのある「質感」を共存させること。
この等価性こそが、Howlyが考える現代のドッグライフスタイルにおける、一つの選択肢です。

「MALLOW-CORE™」が作り出す余白
MALLOW-CORE™シリーズのデザインは、極めてシンプルです。
私たちは、無駄な装飾を排し、素材と構造そのものが持つ質感を何よりも大切にしています。シンプルすぎるようにも映るその佇まいは、MALLOW-CORE™への絶対的な信頼の表れでもあります。
愛犬と飼い主の使用感を最大限に高めるために、設計段階ではミリ単位の調整を幾度となく繰り返してきました。
このシリーズの肝となるのは、「3層構造」の絶妙なバランスです。核となる高強度のナイロンベルト、それを包み込む柔らかなクッション、そして肌に触れる外生地。これら3つの層の厚みや硬さをどう組み合わせるかによって、手触りや感触はもちろん、飼い主や愛犬にかかる「負荷」が大きく左右されます。この緻密な内部構造の比率と調和こそが、装飾に頼らない最終的なデザインを決定づけているのです。
道具がいかに良質な「余白」を作り出し、愛犬との行動にフォーカスできるか。道具が背景に徹することで、愛犬と過ごす時間そのものがより純化されていきます。
その引き算の美学によって、日常の中に心地よい「余白」を描き出すこと。MALLOW-CORE™シリーズは、私たちの理想の余白を生み出すプロダクトです。

LEASH:体に馴染む、高機能な一本線
リードに求めることは、スタイルへの順応と存在自体を忘れるほどのシームレスさです。MALLOW-CORE™ LEASHは、その理想を一筋の「線」の中に具現化しました。
70gという圧倒的な軽さと、3層構造が生み出す適度な弾力。愛犬の動きを柔らかな感触へと変え、身体にかかる負荷を優しく受け止めます。表面の耐久撥水加工が雨天時の吸水を防ぎ、常に一定の操作感を保つこと。そして高機能なオートロック式カラビナが不意のトラブルを未然に防ぐこと。こうした機能の積み重ねが「道具を操作している」という感覚を減らし、散歩における不確実性を削ぎ落としていきます。
アジャスターによってショルダースタイルからハンドリードへと自在に姿を変える順応性は、街中からアウトドアまで、あらゆる環境とリズムに静かに寄り添います。機能が極限まで身体の一部として同化している状態を作り出し、愛犬との時間に心地よい余白をもたらすのが、MALLOW-CORE™ LEASHの役割です。

HARNESS:動きを定義する、しなやかな骨格
愛犬の身体を包み込むハーネスに求めるのは、躍動を妨げないしなやかさと、身体の一部として馴染むような一体感です。MALLOW-CORE™ HARNESSは、その理想を独自の構造によって形にしました。
核となるのは、3層構造のテープアーキテクチャが生み出す絶妙なクッション性です。全周に施されたラウンド仕上げが皮膚や被毛への摩擦を抑え、感触や手触りまでを考慮した設計が、愛犬への負荷を最小限に留めます。軽量設計と、雨の日でも使いやすい耐久撥水加工。こうした機能的な必然性が、装備としての重圧を消し去り、身体の一部へと同化させます。
首周りと胴周りの計4箇所に配置されたアジャスターは、それぞれの個体に合わせてスマートなラインを描き、激しい動きにもどこまでも追従します。機能が身体の動きと同化し、不自然な緊張が削ぎ落とされること。愛犬が本来持つ躍動を、のびのびと解放できるような身体可動域の余白。愛犬が本来の動きを邪魔しない「余白」を、このしなやかな骨格の中に描いています。

COLLAR:軽くて強いスマートな首輪
MALLOW-CORE™の優しい肌触りと、2段階の固定構造による安心感。HOWLY UNIVERSAL COLLARのハーフチョーク型ではなく、スタンダードタイプの首輪構造を初めてリリースしました。それは、ハーフチョークとはまた別の解釈で、よりスマートかつ快適な着用感を追求した新たな選択肢です。
ハーネスと同様、MALLOW-CORE™の3層構造が高い一体感を生み出しています。滑らかな表面が摩擦による毛切れや皮膚への刺激を抑え、防水・撥水加工により水汚れを防ぎます。また、35g(Mサイズ)という軽量性ながら、強度試験ではJIS規格の最高基準の3倍に迫る3602N(367kgf)を記録した強度を記録しています。
そして、特筆すべきは、「2段階の固定構造」による確かな安全性です。バックルでの固定に加え、リードを2枚のプレートに通して接続する設計は、万が一の事態に対する二重の備えとなります。素材の強靭さと、この構造的な安心感が、歩行中の予期せぬトラブルという不確実性を排除します。
物理的な不快感や安全への懸念というノイズを削ぎ落とすこと。圧倒的な数値と構造に裏打ちされた信頼が、道具への意識を消し去り、愛犬との純粋な対話を浮かび上がらせます。機能が背景へと退き、ただ歩むことだけに集中できる状態。それこそが、MALLOW-CORE™ COLLARが作り出す「余白」です。
信頼を裏付ける、数値の証明
道具の存在を意識させない体験は、客観的な安全性という土台の上に成り立っています。MALLOW-CORE™シリーズでは、全プロダクトにおいて厳格な引張強度試験を実施しました。
- LEASH:91kgf(893N)に達しても破損が見られない耐久性を実証。30kgまでの中・大型犬を想定した、十分な安全マージンを確保しています。(試験機の測定限界値を超えたため、実数値はさらに高い数値を記録する見込みです。再試験を実施し、改めて本ページと商品ページにアップします)
- HARNESS:1279Nを記録し、JIS規格の「散歩用器具」における最高基準(1200N以上)をクリア。約42kgまでの愛犬との歩行においても、確かな堅牢性を発揮します。
- COLLAR:JIS規格の3倍に迫る3602N(367kgf)を記録。2枚のプレート構造と素材の強靭さが、122kgまでの負荷に耐えうる圧倒的な強度を実現しました。

日常に、確かな調和を
MALLOW-CORE™シリーズが目指したのは、単なるスペックの追求ではありません。それは、強さと優しさという相反する要素を高い次元で統合し、人と犬との間に「理想的な均衡」をもたらすための挑戦です。
数値に裏打ちされた信頼。そして、肌に触れるたびに感じる柔らかな質感。これらが一過性の装飾ではなく、機能的な必然性として形になったとき、愛犬を連れて歩くという日常の行為は、より純度の高い対話へと変わります。
身体に伝わる感触、愛犬の動きを妨げない構造、そして首元を守る確かな仕組み。
それらが環境や愛犬の躍動と見事に調和するとき、私たちは、道具を操作するという制約から解放され、ただ隣を歩くという贅沢な時間を享受することができます。
MALLOW-CORE™が提案するのは、機能と美しさが等価に存在する、ドッグライフの新しいスタンダードです。

3月7日よりMALLOW-CORE™ SERIES3アイテムの販売を開始いたします。
販売開始:3/7(土)20時~
*1stロットは数が限られております。サイズや色によっては数が少ないものもございますので、ハーネス/首輪/リード内でセット購入をご希望の場合はお早めにご検討ください
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