こんにちは、HowlyデザイナーのAkimiです。このニュースレターでは、犬に関するトピックやHowlyの活動などテーマを取り上げ、毎週月曜の朝8時にお届けいたします。

 

🚶愛犬と歩く初めての地

現在、Howlyが拠点を置く群馬県前橋市。4年前に東京からこの地へ移住してきた当初は、知り合いも一人もいない状況でした。それでも今、私がここでHowlyを育てていきたいと思えるほどこの街を愛せているのは、紛れもなく愛犬ロビンのおかげです。
土地勘もなく、目にするもの全てが新しい中、いつの間にか商店街の散歩が私たちの日課になっていました。前橋ではイタグレは珍しいらしく、ご年配の方から「この子は犬なのかしら?」と不思議そうに声をかけられることもしばしば。そこから、温かい会話が生まれていきました。
実はロビンは、出会った人とのお別れが少し苦手です。「バイバイ」と手を振られると怒ってしまうのですが、そんな彼の性格を理解し、「大好きだよ」と彼専用の挨拶で見送ってくれる友人も増えました。言葉を交わす人が増えるにつれ、見知らぬ道は「安心できるお散歩道」へと変わっていったのです。
人見知りな私の性格を考えると、もし一人だったら、商店街へ頻繁に出かけることなど到底想像できません。かといって、「ロビンがいるから大丈夫」と意気込んでいたわけではなく、ただ「自然と一緒に楽しめたら」と歩いていただけでした。後になってから、無意識のうちに私の行動範囲を広げ、新境地へ挑戦する勇気をくれていたことに気がついたのです。
犬と一緒にいることで、私たち自身も強くなれる。彼らがくれる勇気や、共に新しい街を開拓したかけがえのない記憶は、Howlyの根底にある「人と犬は互いに影響を与え合い、価値観にシナジーを起こす」という信念につながっています。
これからも、彼らへの感謝と愛情を胸に、人と犬が美しく共存するための道具作りに尽くしていきたいと思っています。今週も、お散歩の時間を楽しんでいきましょう。

 

📝column|犬は人と人を繋ぐ「架け橋」になる

私たちの実体験を裏付けるような、興味深い研究があります。
西オーストラリア大学の研究(※1)では、犬は人間同士のつながりを促進する『パイプ役』として機能することが明らかになっています。アメリカとオーストラリアの4都市に住む約2,700人を対象にした大規模な調査によると、犬と暮らしている人はそうでない人に比べ、近所の人と知り合いになる確率が有意に高いことが分かりました。
さらに、犬を通じて知り合った人に対し「彼らは単なる知り合いではなく、自分の友人だ」と答えた人が非常に多くいました。言葉を持たない彼らが、ご近所付き合いやコミュニティへの参加を自然に促し、結果として飼い主自身の「孤独感の解消」や「精神的健康(メンタルヘルス)の向上」に大きく貢献していると結論づけられています。
*(※1) 参考論文:Wood, L., et al. (2015). "The pet factor - companion animals as a conduit for getting to know people, friendship formation and social support." PLOS ONE.*