
こんにちは、HowlyデザイナーのAkimiです。このニュースレターでは、犬に関するトピックやHowlyの活動などテーマを取り上げ、毎週月曜の朝8時にお届けいたします。
☝️ トレーニングで変化したお散歩の時間
今のロビンとのお散歩は、私の左隣をピッタリと歩き、街路樹などの匂いを取りたい時には自分で行かせるスタイルにしています。
ここまでリラックスした散歩に至るまでには、ゆっくりと時間をかけて一緒に取り組んだトレーニングの時期がありました。数年前、トレーナーさんについてもらい、本格的なトレーニングを始めた時のことです。それまでは「遊びの延長」でコマンドを教えるような過ごし方で、お散歩にも特にルールはなく自由に歩かせるスタイルでした。
そこから、しっかりとした「トレーニング」として本格的な練習を始めると、お互いの心持ちが変わるのを感じました。きっと私の手から感じるリードの緊張感がロビンも伝わり、何かが始まる期待感を感じ取っているようでした。常に左側のポジションをキープし、リードのテンションに神経を研ぎ澄ませながら歩く。テンションがかかった瞬間にピッとアクションを入れる。正直、最初は私自身も考えながら歩くので、いつもとは全く違う散歩の仕方にかなり疲労を感じました。ロビンも相当頭を使っていたようで、トレーニングが終わると、ご飯の時間も忘れて泥のように爆睡することもしばしば。けれど、この「脳が疲れるほどの濃密な向き合い」を1ヶ月ほど積み重ねた時、お散歩のあり方が変わり、愛犬との信頼関係も一段深い場所へと辿り着いた気がしています。
「犬のお散歩をしている」ではなく、「一緒に歩く」そんな感覚に変わった気がしました。
🌿長期的な犬生を考えての選択
ロビンを迎えたばかりの頃、ショップの方に「犬を思うなら首輪はかわいそう、ハーネスの方が体に優しいですよ」と言われたことがあります。
確かに、その瞬間の肉体的な負担だけを見ればそうかもしれません。けれど、今の私の考えは少し違います。たとえ一時的に乗り越えるべき壁があったとしても、指示が入りやすい首輪で正しくトレーニングをして、引っ張り癖をなくし、どんな場所でもリラックスして歩ける状態、環境を作ってあげること。それこそが、長い犬生の中で、本人にとっても、隣を歩く私にとっても、最も「負担のない、優しい形」なのではないかと考えています。
私自身もトレーニングという時期を乗り越えたその選択を、始めたての頃の私たちに今の景色を見せてあげたいと思うほどに、心から良かったと今となっても思っています。
対処療法的に動きを制限するのではなく、犬の本能や愛犬の性格、その行動の背景を理解しようと努めること。そして「我が家ではどんな風に生きていきたいか」というルールを共有すること。そのために、知識を得て、適切な道具を選ぶ。日常の延長での躾も大切だけど、しっかりトレーニングの時間を取りいれることが愛犬や自分自身への気づきにつながり、より良い関係値の構築につながると思います。
Howlyが、誰かにとってのその「きっかけ」になれたら、これほど嬉しいことはありません。
🤝 共に成長した、その先にある景色
今年で8歳になるロビンは、年齢や身体の変化を考えて首輪からハーネスへと移行しました。トレーニング時代に培った信頼関係があるからこそ、ハーネスになっても彼は変わらず私の隣をリラックスして歩いてくれます。あの時、ロビンをお散歩好きに変えてくれた「HOWLY UNIVERSAL COLLAR」。ハーフチョーク型でこちらの合図をクリアに伝えながらも、太い綿のベルトで首への衝撃を最小限に抑えるこの道具は、私たちの成長の証でもあります。年齢やステージに合わせて、より優しい選択を。共に歩んできた記憶があるからこそ、今、隣を歩くロビンの体温が、より一層愛おしく感じられるのです。
今週も、愛犬との対話の時間を大切に過ごしましょう。
📝column
動物行動学の研究(※)によると、犬の学習能力を最大限に引き出すには、1時間ダラダラと続けるよりも、「5〜10分程度の短い時間を、明確に区切って集中して行う」方が効果的であるとされています。お休みの日を一日とってまでする必要はなく、ほんの少しの時間でいいから、「私と愛犬の時間」と区切ることが大切。
(※) 参考文献:Meyer, I., & Ladewig, J. (2008). "The relationship between number of training sessions per week and learning in dogs." Applied Animal Behaviour Science.
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