
こんにちは、HowlyデザイナーのAkimiです。このニュースレターでは、犬に関するトピックやHowlyの活動などテーマを取り上げ、毎週月曜の朝8時にお届けいたします。
👕 永遠の論争と、愛犬への責任
SNSなどを見ていると、「犬に服を着せるなんてかわいそう」といった趣旨の投稿に、様々な意見が飛び交いコメント欄が荒れているのを時折目にします。
私自身、「犬に服を着せるべきか」という問いに、誰にでも当てはまる明確な一つの正解はないと思っています。肌が弱いから皮膚を守るために着せている子。周りにアレルギーの人がいるから、抜け毛が飛ばないようにエチケットとして着せている子。暑さや寒さをしのぐためなど、飼い主さんが服を着せる理由も、愛犬自身が服を必要とする理由も本当にさまざまです。そしてもちろん、その子の体質や環境によっては、「服が全く必要ない犬」がいて当然だと私は考えています。人間の子育ても同様に正解はありませんが、人間の場合は自我が芽生えれば「こう生きたい」という意思や夢が出てきて、最終的には自分自身で責任を負って選択していくようになります。しかし、言葉を持たない犬たちが「どんな風に生きたいか」を自ら語ることはありません。だからこそ、飼い主である私たちが我が子をしっかりと見極め、観察し、何が合うのか、どんな解決方法があるのかを学び続ける必要があります。その子にとってどんな未来を描いていくべきか、責任を持って選択していく。
そこには一つの正解ではなく、いろんな答えがあっていいのだと思います。それぞれの家庭が思い描く「愛犬とこんな風に過ごしたい」という夢や理想を形にしていくことは、とても素敵なことだと私は思っています。
☀️ 今の時期、身を守るためのウェア
日差しが強くなるこの時期、愛犬に服を着せるべきか悩まれる方も多いと思います。
ブラックやブラウンなど、暗い毛色の愛犬と暮らしている方は明確に感じていると思いますが、強い日光の下では被毛の温度がすぐに上がってしまいます。背中や首、後頭部などを触ると、びっくりするほど熱を持っていることがあり、そうした直射日光から体を守るために、服はとても有効な道具になります。
一方で、年齢や体調によっては、サポートギアの選び方を慎重に検討すべき場面もあります。例えば、水で濡らして使う吸水性の冷感ウェア。冷却効果が高い反面、水を含むと重量が出るため、シニアの子や足腰に不安がある子にとっては、良かれと思って着せたものが逆に体の負担になってしまうこともあります。
そうした場合は無理に道具に頼らず、お散歩の時間を涼しい時間帯にずらしたり、室内での運動に切り替えたりする「引き算」の対応も、大切な選択の一つです。
✏️ 日常のシーンを繋ぐ道具として
また、お出かけ先で室内に入る際、冷房が効きすぎていて犬が寒く感じてしまうシーンも多くあります。外で濡らした冷感ウェアをそのまま着せて室内に入ると、急激な体の冷えに繋がり、お腹を壊すなどの体調不良を引き起こす恐れがあります。
そういった温度差のあるシーンが想定される日は、こまめに着替えをしたり、私はそのようなお出かけの日には、乾いた状態で気軽にサラッと着用できるパックTを一枚持っていき、着せてあげることが多いです。犬に服を着せるべきか。その答えは世間の声の中ではなく、目の前にいる愛犬の様子と、私たちが思い描く理想の日常の中にあります。
愛犬のサインを観察しながら、お互いにとって一番心地よい選択を重ねていけたらと思っています。
今週も、愛犬との穏やかな日々をお過ごしください。